ブサキ寺院

バリ島中東部にあるバリヒンズー教の総本山ブサキ寺院です。クタ地区から約2時間の距離にあります。ブサキ寺院はたくさんの寺院の集合体で約30の寺院からあります。天気が良い日はブサキ寺院の背後にバリ島最高峰のアグン山が見え、総本山らしい威厳のある眺めになります。寺院には最高11層にも積み重ねられたメルと呼ばれる塔がいくつもあり、見事な彫刻や石像もたくさんあって壮大な雰囲気を感じることができます。

ブサキ寺院観光時には、ブサキ寺院専属の地元ガイドを雇わなければならず、ガイド料に関してトラブルが発生する場合があります。ブサキ寺院に行かれる際には事前にガイド料をしっかりと確認してください。

ブサキ寺院観光レポート 

ブサキ寺院へ入るチケットカウンターの看板。駐車場の手前にチケットカウンターがあります。

チケット売り場です。お客様が少ないようで、係員はカウンター前で座っていました。

駐車場からブサキ寺院まで10分ほど坂道を歩きます。元々、道沿いにたくさんのおみやげ物屋があるのですが、観光客が少ないので営業していない店が多かったです。

ブサキ寺院にお祈りに行くバリの人々と遭遇。トラックの荷台に何十人も乗り込んで来ていました。

ブサキ寺院の看板。アルファベットの下の記号のようなものは、バリ文字です。

坂を上りきって、ようやくブサキ寺院に到着。坂を上るのは嫌な方は、駐車場脇でバイクタクシーが待っていますので、利用すると良いでしょう。乗る前にしっかりと料金交渉してくださいね。

ブサキ寺院を観光するときは、寺院専属のガイドを雇わなければいけません。向こうから近寄ってきますので、しっかり料金を交渉しましょう。1人1万ルピア程度が目安で良いと思います。この日は雲がかかっていましたが、天気がよければバックにバリ島最高峰のアグン山が見えます。

お祈りを終え、頭に荷物を載せた人々が下りてきました。ブサキ寺院にはいつ来ても、民族衣装を着たバリ人をたくさん見かけます。バリ島の女性の民族衣装クバヤは美しいですね。3日ほどあればデンパサールでオーダーメイドできますので、バリ島旅行の記念にクバヤを作るのも良いでしょう。

ブサキ寺院の中には約30の寺院があります。寺院の中に入ることができませんが、門に施された彫刻や石像を見るだけでも見事です。

バリ島の寺院には「メル」と呼ばれる塔があります。ブサキ寺院には、大小様々のメルがかなりたくさんあります。ブサキ寺院のメルは最高11層のものまであります。

これが11層のメル。ブサキ寺院の敷地はかなり広く、階段も多いため全部回ると1時間以上かかります。

寺院のところどころにバレ(東屋)がありますので、全部回るときは休憩しながら回ってください。バリ島の日差しはきついので、天気が良い日は日焼け止めと水分補給も忘れずに。

ブサキ寺院にたくさんの寺院があるのは、祭られている神様や、階級、地域などによってそれぞれ異なる寺院があるからだそうです。

こちらも11層のメル。かなり大きいです。境内に観光客は入れませんので残念ながらメルには近づけません。

11層のメルの下では、ヒンズー教の僧侶たちがお祈りを捧げていました。

ブサキ寺院は少し遠いですが、壮大で景色も良いので、ぜひ行ってもらいたい寺院です。

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